小説「バビル2世」のお話しの続き2

こんにちは。

今回も昭和「バビル2世」&漫画アニメのブログの

みくさんと、小説「バビル2世」の続き

浩一くんと由美ちゃんのその後について

みくさんにも許可を得ましたので

みくさんの言葉をお借りしながら

エピソードを紹介させていただきます。

 

アニメ「バビル2世」の第一話「五千年前の死者」で

由美ちゃんが「実は昨夜やっちゃったんだ」って

セリフ。一瞬「ええっ!!!」となりますが😂

ファンなら、わかりすぎるセリフですね(笑笑)

この後の、由美ちゃんママのセリフからすると

浩一くんがバビル2世になる前は

2人は良くケンカをしてた様子です。

おとなしずぎる浩一くんと、気が強い由美ちゃん。

由美ちゃんママもさぞかし、どうなるかしらと心配だった事でしょう💦😂

浩一くんは完全に由美ちゃんに尻に敷かれて😂

グイグイ引っ張られてる感じでした。

力関係が良くわかります。(笑)

 

浩一くんは、幼い時に両親と兄を交通事故で亡くし

その後、親戚である古見家に引き取られました。

突然に両親と兄を亡くし

一人ぼっちで孤独だった浩一くん。

古見家で、何不自由なく育ててもらっていても

きっと悲しくて泣いていた事もあったでしょう。

そんな浩一くんが心を許せたもの。それは

由美ちゃんと動物だけだったのです。

由美ちゃんと動物達だけが、浩一くんの孤独な心を

癒してくれたのです。

 

浩一くんは、小さい頃から由美ちゃんが大好きでした。いつも「由美ちゃん、由美ちゃん」って

くっついてまわって、トイレにまでついてくるという

騒動まであったくらいです。

またある時は、

負けん気の強い由美ちゃん。友達とケンカしてママは

「あれじゃ大きくなってもお嫁の貰い手もないわね」ってぼやいた事があり、その際にも浩一くんは、

「由美ちゃんは僕がお嫁さんにするから大丈夫だよ」と言ってたりしてました。

(実際にそれは現実となりましたが本人は覚えていませんでした。結婚後由美ちゃんママから聞いた)

 

そんな2人の関係性も

浩一くんがバビル2世になってから逆転します。

離れ離れになって、お互いへの想いが強くなる2人…

 

北海道でやっと再会できた2人。

やっと会えた浩一くんは、見違えるように背が高くて

たくましくなっていた。

バビル2世になって闘い続けて来た事で、浩一くんは

たくさんの経験も積み強くなりました。

古見家で暮らしていたあの頃の、おとなしい浩一くんはもういません。

由美ちゃんはドキッとしました。

浩一くんもまた、成長してとても綺麗な女性になっていた由美ちゃんにドキッとしました。

この事は結婚後2人がそう語っています。

 

前回も書きましたが

高校二年生になった冬休みに、浩一くんは東京の

古見医院に里帰りしています。

その目的は進学と志望大学の相談、そして

由美ちゃんとの事を報告する為でした。

2人はゆくゆくは結婚したいと思ってる旨を

パパとママに話します。

パパとママは、2人の気持ちはすでにわかっていて、

2人がお互いの気持ちに気づくまでずっと見守っていました。

「周りは皆んな気づいてたわよ。

気づいてなかったのはあなた達だけよ。」

ママが笑いながらこの時に話しています。

そして浩一くんはお正月を古見医院で過ごし

浩一くんと由美ちゃんは、久しぶりに一緒に

お正月を迎え初詣にも出かけていきます。

 

大好きは溢れているのに

何をどうすれば良いか、わからない感じで

浩一くんがそーっと手を差し出して、由美ちゃんが

恐る恐る手を握るみたいな…

お互いがホッとしたり、顔を見合わせてニッコリ。

子供の頃は平気でできた事が、意識するとできない😂

ずっと家族だったので照れみたいな…

好きだと気付いても少しずつ気持ちを切り替えていく

恋愛対象として少しずつ距離感を縮めていく…

この時の2人はそんな感じかもしれません。

 

浩一くんは獣医を志し大学に進学。

浩一くんが大学2年生になると

短大を卒業した由美ちゃんは

浩一くんのそばにいたいからと、北海道に渡ります。

一人娘でもあり、一人暮らしは心配という

由美ちゃんパパと浩一くんの希望もあり

ワタリ牧場で下宿させてもらう事に。

卒業後は、浩一くんもワタリ牧場の専任獣医師に

なる予定なので、由美ちゃんもワタリ牧場に慣れておくという意味合いもありました。

由美ちゃんがワタリ牧場に来てからは

浩一くんも市街地の大学の寮から土日には

ワタリ牧場へ。

一緒に馬の世話をしたり、馬小屋を掃除したり、

散歩したりしながら、2人はデートを重ねていきます。

 

浩一くん大学3年生の夏。

とうとう由美ちゃんにプロポーズをします。

 

星空がまんてんに輝く夜空の下。

「星が綺麗」と喜ぶ由美ちゃん。

「由美ちゃん」

浩一くんの方を振り返る由美ちゃん。

「なあに?」

浩一くんが由美ちゃんの側へ。

2人で並んで星を見てる。

浩一くんが、横にいる由美ちゃんを見つめて

由美ちゃんもそれに気づいて

「どうしたの?浩一くん」

「由美ちゃんに渡したい物があるんだ」

「?」

ズボンのポケットから小さなケースを出して

由美ちゃんの前で開く。

そこには指輪が…

由美ちゃんは一瞬びっくり。

「僕と一緒にいて欲しい。これからもずっと。」

由美ちゃん涙ぐんで頷きます。

浩一くんに指輪をしてもらう由美ちゃん。

「そんなに高い物じゃないけど」

由美ちゃんが首を振ります。

そして浩一くんの胸の中に飛び込みます。

「私も浩一くんとずっと一緒にいたい」

由美ちゃんを抱きしめる浩一くん。

そして口づけ。

もう一度抱き合う2人。

 

そしてその後すぐに古見医院に2人で電話をします。

「私達結婚します」と。

 

次回に続きます♡

 

追記♡

みくさんは、「昭和バビル2世のブログ」に

タイトル戻して現在は

「昭和な落書きブログ」を新たに作ってます😆